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2011年2月21日 (月)

「たけしのIQ200」という番組に関して

この番組見た方いらっしゃるでしょうか。
不自然な番組でした。

この番組の内容は、日本の様々な問題を取り上げて、それに対してどうすればいいのかを考えるという内容です。

この中で「元CIAのスパイ」という人間が登場して、「外交を有利に進めるには情報が武器になる」「そのために日本にはスパイ活動を行う機関が必要だ」「先進国の中でスパイ機関がないのは日本だけ、日本は世界に遅れているんだ」という問題を取り上げていました。

しかしスパイ機関がある国が具体的にどのように外交を有利に進めているのかは解説されていませんでした。

なのにこのコーナーの終わりに司会者の「日本にスパイは必要か?」という質問に対し、出演者たちは全員「〇」としたのです。
不自然な内容でした。

それに本当にスパイ機関がある国は外交を有利に進めているのでしょうか。
アメリカはアルカイダにテロを起こされ何千人と殺され、イラク戦争でも大量破壊兵器は見つからないわ、多くの兵士を殺されるわで、国内外から問題視されています。
ロシアもしょっちゅうテロ被害を受けている。
韓国も北朝鮮から様々な被害を受けている。

まあこれらはテロの話ばかりですが、ではそれ以外のことで本当にスパイがいることによって外交を有利に進めていることがあるのでしょうか?

そして逆に日本にスパイがいないことでそんなに問題あるのでしょうか。

だれか具体的に答えられる方いらっしゃいますか?

それとこのコーナーには僕が否定していた「ロシアスパイ(アンナ・チャップマン)」と「日本はスパイ天国」にも触れていました。
これらはあり得ません。
サイドバーのカテゴリ「◇外事警察」と「■アメリカのロシア人スパイもでっち上げ」を読んでください。

それとこれ以上に不自然なコーナーがありました。

番組の最後のほうでハーバード大学のサンデル教授という有名な人を講師に招いて、今度は北朝鮮による拉致問題を取り上げました。

当然拉致問題をどう解決したらいいのかを議題にするのかと思っていたところ、いきなり始まったのが、

「5人の拉致被害者を救出するために1人の北のスパイを拷問にかけて情報を聞き出してもいいのか?」

という議題なのです。

なぜかいきなりスパイの「拷問」というところから話が始まるのです。
そしてほんのちょっとしたやりとりの後、直ぐにこういう結論が出されたのです。

「5人の人間の命を救うことも大事だけど、スパイの人権も大事」

という感じの誰でもわかるような当たり前の結論だったのです。
そしてこのコーナーは終わってしまったのです。

なぜこんなことをわざわざハーバード大から有名な教授を呼んで解説してもらったのでしょうか。

奇妙な内容でした。

一体この番組はなんだったのでしょうか?

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